今押さえておくべき中国関連サイト15個

TOP > ご購読者様限定!当店オリジナルグッズを特価にてご提供中!下記2製品よりお選びいただけます。・ ネックストラップ(45cm)・ ワイピングクロス(14.5cm×14.5cm)※ お一人様1点限り※ 本ページはページ内で紹介している商品を販売するページではありません。

ご購読者様限定!当店オリジナルグッズを特価にてご提供中!下記2製品よりお選びいただけます。・ ネックストラップ(45cm)・ ワイピングクロス(14.5cm×14.5cm)※ お一人様1点限り※ 本ページはページ内で紹介している商品を販売するページではありません。

こんにちは、元店長の相原です。

ご存知の方もおられるかと思いますが、今回は、中国の自動車生産事情についての情報です。

初めて聞かれる方には、特に面白いかと思いますので、ぜひ!ご覧ください。

ご存知のとおり、アウディですよね。

注目は、エンブレム。

“一汽奥迪” と、書いてありますよね。

“奥迪”は、アウディの意味ですが、“一汽”はなんでしょ? こちらには、トヨタですが、やはり “一汽” の文字が見えます。

(トヨタの豊の字が、ちょっと中国風ですが、間違いなくトヨタ車です。

次は、フォルクスワーゲンですが、やはりエンブレムには、“一汽” と書かれています。

最後に、マツダ車。

MAZDA6という車ですが、日本では、アテンザの名前で販売されている車です。

こちらにも、“一汽” の文字が。

これには、中国の自動車生産の特殊な事情があるんです。

●まずは、“一汽” について “一汽” というのは、中国第一汽車集団公司という会社の略称ですが、この会社は、中国の自動車メーカーです。

一般的には“中国一汽”と呼ばれています。

●中国の自動車生産の特殊事情 その1 中国では、海外の自動車メーカーが単独資本で、自動車の生産工場を建てる事は認められていないため、中国の自動車メーカーとの合弁会社というかたちで、生産をおこなっています。

中国の自動車メーカーは、非常に巨大企業で、複数の海外自動車メーカーと合弁し、生産をおこなっています。

上の写真は、その一例で、“一汽”という中国自動車メーカーは、日本の自動車メーカーのトヨタやマツダ。

他にも、アウディやフォルクスワーゲンとも合弁し、自動車生産をおこなっています。

●中国の自動車生産の特殊事情 その2 現在、中国では、自動車を含め、いわゆる高級品には、非常に高い関税がかかります。

したがって、輸入車は超超超!高級車になってしまいます。

そうなってしまうと、超超超!お金持ちは買うことができても、中国の多くの方には買うことができません。

そこで、自動車メーカーは考えて・・・ 「現地生産にしてしまえば関税がかからない。

= 安価で販売可能 = 販売台数アップ!」 ということで、先ほどの中国の自動車メーカーとの合弁で、現地生産工場の設立となってくるわけです。

こちらは、韓国の自動車メーカーのヒュンダイ。

“北京”の文字が見えますが、これは、北京汽車という中国の自動車メーカーです。

この北京汽車は、ベンツも生産しています。

左の写真を見ると、ベンツのエンブレムに混ざって、“北京”の文字が見えます。

ヒュンダイと、ベンツが同じ中国の自動車メーカーで生産されているなんて、不思議な感じです。

まだまだあります。

左は、ホンダ車ですが、“広州”と書いてあります。

これは、広州汽車集団という、自動車メーカーとの合弁で生産されています。

こちらは、またまた登場、トヨタ車です。

今度は、“広汽”のエンブレムになっていますが、上のホンダ車と同じ、広州汽車集団が生産元です。

ホンダとトヨタが、同じ自動車メーカーとの合弁で生産されているなんて、不思議ですね。

ちょっと謎がありませんか? 先ほどトヨタは、“一汽” と合弁していたはず… そうなんです!トヨタ車は、中国第一汽車集団でも生産されていますし、広州汽車集団でも生産されているんです。

ホンダ車も、“東風”という会社でも生産されていたりなど、この様な例は他にもたくさんあるんです。

●中国の自動車メーカーが考えていること 以前に、中国の自動車関連企業の表彰(当社も表彰されました。

こちら!)があった時に、中国の自動車行政の偉い方が、挨拶の際に話されていましたが、「とにかく勉強する期間だ」と言われていました。

たくさんの海外自動車メーカーと合弁し、自動車生産に関わる勉強をする期間だと。

自動車生産を勉強し、ブランド力を上げていく事。

それが今考えることだと話されていました。

日本では、ネガティブな意見が先行して、コピーだとか、技術盗難だ、などの報道が多く聞かれますが、考えてみると数十年前は、やはり日本メーカーも、欧米メーカーの車を分解し研究し、真似をするところから始まったことも事実だと思います。

技術は、常に “追いつけ、追い越せ” だと思います。

技術だけに目を取られていると、この競争の勝敗は見えているようにも思います。

真似なのか、勉強なのか、線を引くのは難しいところです。

真似を非難するのではなく、また技術力だけを売りにするのではなく、当社を含め、日本メーカーは、本当の意味でブランド力というか、企業独自の世界観を磨いていく時期に来ているように思います。

・“世界に広がれ!『SENSHA』の輪”  海外展開のページは〈こちら〉 ・当店トップページは〈こちら〉

楽天で購入1円(税込み)

中国 関連ツイート